ノルンノネット 感想諸々

こはるちゃん組

こはるちゃん→能力は火。強力な力故に、故郷の人達に恐れられ、ずっと隔離され1人で暮らしていた。純粋無垢でいい子。ぶっちゃけ男子よりもこの子を攻略したい

 

駆君→能力は植物を操ること。実は父親に洗脳されてる。ストーリーについて特筆することはなし。ただ、ハッピーエンドがアラーム音で終わるんですけど、なにあれこわい

 

千里君→能力は水。暁人君と深い関わりがある。引きこもり。こういうキャラがCV下野紘なのは珍しいかも。キャラ設定に合わせてなのか小声でボソボソ呟くので音量LvMAX必須。

 

正宗さん→頼れるお兄さんで、「世界」との連絡役。物語の鍵をに握るキャラ…のはず…。キャラの良さがストーリーに殺されてる。人気投票のランキングが低いのはまず間違いなくストーリーのせい。鍵付き攻略キャラの必要があったのか…?BADENDでゲーム機投げそうになった。HAPPYENDも、キャラを犠牲にしないと出来ないのか…ハーレムENDは、なんて言うかストーリー書いた人途中で力尽きました…?あと、能力自√でほぼ発動させません。キャラは嫌いじゃないストーリーが無理。

 

深琴ちゃん組

深琴ちゃん→能力は結界。華族だか公家だか忘れたけど、いい所のお嬢様。能力故、国から重宝される存在。気が強くて高飛車だけど、実力は本物。加えて、責任感も使命感も強い。黒髪ロング可愛い。

 

朔也→深琴ちゃんの幼馴染。深琴ちゃんを愛し続けかれこれ10年。能力は未来をみること。幼い頃、「大好きな女の子を助けて死ぬ未来」を見てそれを嬉嬉として深琴ちゃんに伝えた結果、彼女との間に深い溝が生まれてしまう。HAPPYENDで愛を誓う場所、貴方は知らないだろうけど、そこ国〇議事堂だからね!お腹を抱えて笑った。白髪の中性的な容姿。見目麗しすぎてしんどいし、CVは斎賀みつきさん。制服の着こなしが一番好きです。

 

一月→花町出身の男前。女の子にだらしない(褒めてる)。能力は夢をみせること。他√だと能力使って女の子達の恋を応援したりといい男。自√のテーマは優しい檻だそう。HAPPYENDは逃避行エンド。でもこの人の本領が発揮されるのはBADEND。自分が死にかけてても深琴ちゃんに幸せな夢を見せ続けます。能力によって作られた偽の一月さんが、深琴ちゃんとイチャついてるのを見ている本物の彼がしんどい。

 

 夏彦さん→敵対キャラ。とある目的のために能力者達を殺そうとする。プレイするまではさして気にもとめていなかったけれど、まさかのダークホース。誘拐されて怯えてる(ロンさんに夏彦はサディストだと吹き込まれた)深琴ちゃんのために、お世話ヒヨコを作ったりと不器用な優しさが微笑ましい。しかもこのヒヨコさんの持つボードに表示される言葉は、夏彦の手入力です。この√、強気な選択肢を選ぶと夏彦さんの好感度がどんどん上がっていって楽しかったです。

 

七海ちゃん組

七海ちゃん→最年少。記憶を消す能力。忍びの家系に生まれ(この設定は今後生きるのか? )の父親に能力を利用されていた。寡黙で、自分の能力を嫌っている。幸せにしたい。

 

暁人君→七海ちゃんの過去の行いの被害者。千里くんと深い関わりがある。七海ちゃんのことを、冷酷で最低な女と思っていた。暁人君の憎しみに対する七海ちゃんのスタンスが「貴方には殺されても仕方ないことをした。だからどんな事も受け入れる」なのが辛い。紆余曲折を経て、七海ちゃんが自分が思っていたような酷い女の子ではないと分かり戸惑う暁人君が好き。あと、この√が成り立ったのは他のキャラの助けが大きい。個人的にスッキリしたのは、七海ちゃんに「この女は何をするか分からない」発言をした暁人君に朔也君が水ぶっかけたところですね。暁人君×七海ちゃん√好きすぎて二周した。

 

平士君→精神感能力をもつ。いつも明るい。正直そんなに印象に残ってない。HAPPYENDは逃避行√。BADENDが怖かった。明るいキャラが病むとああなるのね。七海ちゃん抱きしめ殺しそうになってしまったあたりゾッとした。七海ちゃんに能力を使わせないために、逃げようとしたのに、彼が病んで銃を持ちだした結果、七海ちゃんが能力使って最愛の人の記憶を消すのしんどい。

 

ロン→前評判で屑だ屑だと言われていたけれど、まじで屑。歪んでるなあ。嫌いじゃないよそういう人。サングラスに飄々とした言動にと、誰もがこいつが内部犯だろと思ったことでしょう。その通りです。BADENDが2つあって七海ちゃんがお人形さんになるエンドと、2人で心中√。前者は、生きていたくないや彼に従う選択肢を選ぶと辿り着きます。これも1つの愛の形だよね。たぶん。後者は、最後に2つの銃声を聞いてしまう一月さんが不憫でならない。HAPPYENDもああいう形でしか成立しないのロンらしいなと思います。やっぱり彼は屑。

 

 

 

 

映画「嘆きの王冠 リチャード三世」

 

  「嘆きの王冠」シリーズは、シェイクスピアの歴史劇をベースにした、映画シリーズである。リチャード二世、ヘンリー四世①、ヘンリー四世②、ヘンリー五世の4作が百年戦争を、ヘンリー六世①、ヘンリー六世②、リチャード三世の3作が薔薇戦争を描いている。

 

   全8作品というとんでもないボリュームに加えて、登場人物の名前がやたら被っているので、世界史か原作を全く知らないと混乱間違いなしである。

 

   そのボリューム感もさることながら、このシリーズ、衣装や装飾、戦の描写等、とことんこだわっていて、リアリティが半端ないのだ。

 

   主要キャストも、007シリーズのベン・ウィショー(リチャード二世役)、マイティ・ソートム・ヒドルストン(ヘンリー五世)等兎に角豪華。

 

   この映画シリーズの中で私が気に入っているのが、リチャード三世である。

  

   主演は、SHERLOCKで有名なベネディクト・カンバーバッチ。彼は私が今1番推している俳優さんで、本っ当に格好いいのだ。因みに彼、リチャード三世の子孫に当たることが科学調査で判明している。

 

   舞台は15世紀イングランド。ランカスター家とヨーク家が王位を競う薔薇戦争の真っ最中。ヨーク家のエドワード四世がヘンリー六世から王位を奪い、ひと時の平和が訪れる。

 

  それを良しとしないのが、王弟リチャード。奇形として生まれた彼は、世界の全てを恨む。彼は、王冠だけを望み、悪党になる。

 

   兄を罠にはめ、ライバルを処刑し、王子である甥たちをも手にかけ、血濡れの玉座を手に入れる。

 

   だが、そうして手に入れた栄光がいつまでも続くわけもなく……

 

   この世の全てを憎み、王位だけを求め、悪行を重ねるリチャードは、誰よりも孤独で哀れな存在に思える。

 

見所はなんと言ってもカンバーバッチの演技力。動画は冒頭、リチャードが視聴者に向けて悪党になる宣言をするシーン。日本語字幕がなかったのが残念。

 

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Benedict Cumberbatch - Richard III - The Hollow Crown (Legendado PT) - YouTube

 

シリーズ全体のプロモーション。日本語verも載っけておく

 


【劇場版】『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』予告編 - YouTube

 

https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA0000SD49J

 

   

成人式がこわい話

 

   地元の新成人グループLINEに招待された。

 

   10月後半になっても、地元の子から何の音沙汰もなかったので、てっきりハブられてると思っていた。まじで。

 

   招待中の子達が沢山いたので、これまで同級生が誰も動いていなかっただけのよう。

 

   それはさておき、私は成人式が怖くて仕方ない。成人式は、というより小中の同級生と、もしかしたらその親とも会うのが。

 

   私はいじめ経験者だ。教育委員会が介入する事態になったこともある。

 

   酷かったのは、小学生の時。私に聞こえるように悪口を言ったり、足を引っ掛けてわざと転ばせたり。当時の私は、自分で振り返っても、相当変わった子だったし、アトピーで肌はボロボロで、運動も出来なかった。だから、そういう標的になったのも仕方がないとは思っている。

 

   中学生になってからは、私の変わった部分も個性の1つと受け入れられ始めたので、一部の子以外とは、少なくとも表面的には仲良くなれた。卒業式では、クラスの子と一緒に泣いたり、担任の先生にプレゼントを渡したりなんかもした。

 

   それでも、記憶というのは恐ろしいもので、幼い頃にされたことは今でもはっきり覚えている。乱暴な男子に大声で脅かしてきたこと。鉛筆を盗まれたこと。遠足のグループに入るのを断られたこと。他にも沢山。

 

   私は今でも地元のスーパーやファミレスやレンタルショップに行くことを避けている。

 

   もし同級生とすれ違ってしまったら、それで、私だと気付かれたら、また裏で陰口を叩かれるかもしれない。肌や家の事で笑われるかもしれない。自意識過剰かもしれない。それでも、怖い。怖い。怖い。

 

   私が中学卒業後、同級生達に会うのは、来年の一月が初めてだ。連絡を取っている人だって誰一人いない。

 

   あの時、私を虐めていた人達は、それを傍観していた人達は、私のことをどこまで覚えているのだろうか。コンタクトにして、化粧を覚えて、昔よりずっと綺麗になった私を見てどう思うだろうか。

 

自分達がやったことを忘れて、「久しぶり〜!」なんて笑いかけるのか。それとも、昔のように「うわ、あいついるんだけど。」と仲間内で話すのか。

 

   どっちにしろ嫌だ。

 

   成人式なんて行きたくない。でも行かなきゃいけない。孫の晴れ姿を楽しみにしている祖母を、亡くなる前に振袖を買ってくれたままを、裏切る行為だから。

 

    私は、死刑囚のような気持ちで、その日が訪れるのを待っている。

『駅物語』朱野帰子

 

   久々に心がぽかぽかするようなお話を読んだ。

 

   朱野帰子先生の『駅物語』 。

 

 鉄道会社に入社し、東京駅に配属された主人公が、1年前この駅で自分を助けてくれた5人を探し出し、恩返しをするお話。撮り鉄や人身事故の処理等の描写が結構リアルだった。

 

  毎日何万人もの人が利用する東京駅で、そんなに立て続けに探し人を見つけられるのか?!と拍子抜けしたものの、小説なのでそこもご愛嬌。

   

    主人公とその同期の今後が気になるところ

レオ様推しKnightsPによるあんスタハロウィンイベストまとめ

    今回のイベで頭の中ごちゃごちゃになってるので整理

 

凛月くんの1年前の回想重すぎて死んだ

 

  私はKnightsPなのでどうしてもKnightsに肩入れしてしまう

 

   レオ様➝せないずからの愛を叫ばれる真く んに対して複雑な感情を抱いてる。精神崩壊の元凶の英智君に対して「友達だった」とか、その意思の強さは認める発言してたり、2年次のから性格して、人を本気で嫌うことが出来なそう。よって真君のことは嫌っているわけではなさそう。嫉妬とかそういう類?普段は奇天烈な言動を繰り返してるのに部分そういう人間らしい

 

   せないず➝レオ様が壊れたのは自分のせいだと思ってる。正直、これは私も同意。直接的に手を下したのは英智さん、間接的にレオ様を殺したのはせないずだと思う。レオ様のせないずにとって、真くんは「自分の代用品。件の監禁事件は元を辿れば自分のせい  」発言も概ね同意。元々真君に対して歪んだ思いを抱いてはいたものの、チェックメイトでそれが暴走しだした感じ。レオ様よりもせないずの方が狂ってる気がする。多分、モデルとして落ちぶれ始めた時のこととか、プライドの高さとかそういうのが原因

 

   真君➝せないずのこと、嫌いではなさそう。苦手。子供扱いされてると感じる。せないずと「対等」な立場になりたい。

                   

    「セナのために」世界を敵に回したレオ様と、せないずと「対等になりたい」真くん。お互いがせないずから貰いたかったのに、貰えなかったものを持ってる。複雑

 

エンディングはまあ、丸くおさまったので良かった。

 

   私は、今回のイベストで、レオ様の人間らしさや、せないずが1年前のことどう思ってるのかより詳しく知れたから今回のシナリオ好き。   

 

    でもレオ様や、せないずや真君を嫌いになった人が一定数いることが辛い

見知らぬ誰かの死を「処理」した話

 

   やはり殆ど日記のような体で使おうとしているブログをですます調で綴るのは気持ちが悪い。

 

   それは兎も角、私のバイト先はコールセンターである。10月入社なので新人もいいとこ ろだけれども。

 

   まだ1ヶ月しか働いていないけれども、オペレーターの仕事は中々面白い。商品の注文の仕方、相槌の打ち方、オペレーターへの態度、話す速度なんかで、顧客の性格や趣味嗜好が丸裸になるのだから。

 

  先日、私は1本の電話を取った。顧客登録のない、不動産の物件担当をしている人物からだった。

 

 「私、株式会社〇〇の物件を担当している〜〜と申します。御社の顧客の△△さんという方亡くなられまして、カタログを止めていただきたいのですが。」概ねこのような感じだったと思う。

 

   私は新人なので、ベテランのオペレーターさんが基本的に近くにいて、何かあれば色々と教えてくれる。私は彼女が耳元で教えてくれる言葉をそのまま復唱した。

 

   「かしこまりました。それではカタログをお止めしますので、お客様のお名前とご住所をお願い致します」という風に。

 

   電話を終えたあと、件のオペレーターさんがパソコンでの手続きを教えてくれた。カタログの欄をストップに切り替え、本人死亡と打ち込む。  

 

   ただ、それだけ。

 

  2、3分にも満たない作業で、亡くなった方、(以下Sさん)の購買履歴も、問い合わせ内容も、全てロックされて、見られなくなってしまった。80年も生きた、Sさんはたったこれだけの作業で、事実上、顧客名簿から消されたのだ。なんだか酷く虚しくなった。

 

   私を憂鬱な気持ちにしたのは、その事務的な作業だけではない。死亡を知らせたのが、業者だったことだ。亡くなった人の家族ではなく。

 

  ベテランオペレーターさん曰く、普通は遺族が電話をかけてくるそう。では、Sさんの場合は何故…。

 

   彼女は亡くなる前、どのように過ごしていたのだろうか。そ家族に看取られて逝けたのだろうか。

 

   暫くSさんの本名も年齢も住んでいた都道府県も忘れられそうにない。

 

 

   

『狭き門』

   ジッドの『狭き門』を読みました。

 

   この小説は、簡単に言うと一人の女性が神

への信仰と、人としての愛の狭間で苦しむ物

語です。

 

  主人公ジェロームと、その従姉アリサは幼い

頃より愛を育み、やがては結婚を誓う間柄と

なります。しかし、母親の不倫に影響を受け

神への堅い信仰を持つアリサは、ジェローム

を愛しながらも、結婚を拒み続け、最終的に

は人知れず病で亡くなってしまいます。

 

   ジェロームは、アリサの遺した日記から、

彼への愛情と神の元へ向かう戦いの間で苦し

んでいた、彼女の真実を知るのです。

   

  多くの日本人がアリサの気持ちを、信仰を、

完全に理解するのは難しいのではないでしょ

うか。

 

   日本人で1つの宗教を唯一神を信じている人

は少ないですから。家が何かしらの宗教に入

っていたとしても(私の家はそうです)、現

代でその中のどれだけの人が、その宗教を頑

なに信じているのでしょう。

 

   宗教を信仰している人を批判しているわけ

ではないので、悪しからず。

 

   私には、アリサの気持ちを理解することが

出来ませんでした。ジェロームはアリサだけ

を愛していて、アリサ自身もジェロームを愛

してるというのに、どうして彼女は愛し愛さ

れることを一貫して拒み続けるのだろう。ず

っとそんな風に思いつつ、この小説を読んで

いました。

 

  自身の幸せを、ジェロームの幸せをも犠牲に

するほどに神とは大切な存在なのでしょう

か。私にはきっと分かりません。

 

   『狭き門』は、作者と彼の妻マドレーヌが

モデルになっています。マドレーヌは物語の

アリサ同様、ジッドの求婚を拒み続けまし

た。

 

  最終的に2人は結婚したものの、ジッドはマ

ドレーヌと肉体関係を結ばず、更には同性と

関係を持ったり、愛人に子供を産ませたりと

やりたい放題。婚姻関係は事実上破綻してい

たといいます。この辺りは解説ページの受け

売りでしかありませんが。

 

   小説の中で、妻をモデルとしたアリサに死

の運命を与えたのも中々凄いなと個人的に思

います。

 

   自分の感じたことを書くのは昔から苦手で

す。自分の文を読み返しましたが、綺麗な文

とはとても言えませんね。