『駅物語』朱野帰子

 

   久々に心がぽかぽかするようなお話を読んだ。

 

   朱野帰子先生の『駅物語』 。

 

 鉄道会社に入社し、東京駅に配属された主人公が、1年前この駅で自分を助けてくれた5人を探し出し、恩返しをするお話。撮り鉄や人身事故の処理等の描写が結構リアルだった。

 

  毎日何万人もの人が利用する東京駅で、そんなに立て続けに探し人を見つけられるのか?!と拍子抜けしたものの、小説なのでそこもご愛嬌。

   

    主人公とその同期の今後が気になるところ